主な品種と特性 |
糸の形態と特性 |
織り組織の特性 |
【織り組織の特性】 織物は、たて糸とよこ糸から構成されておりますが、その基準となっているものは平織、綾織、朱子織で、これらを変形した多種の織り組織があり、ろ布として製織されそれぞれの特徴を持っております。 ◆平織(Plain Weave) 織り目の詰まったろ布ができます。清澄ろ過に適しますが、ケーキ剥離や目詰まりが早い等の問題があります。 ◆綾織(Twill Weave) ろ布として最も利用されているタイプで、強度のある厚手の柔軟なろ布ができます。たて、よこ糸の組織比率で、2/2、3/2あるいは3/1等と表します。 ◆朱子織(Satin Weave) 主にたて糸が表面に多く織り出て滑らかで、ケーキ剥離性が良くさらに表面加工をした物もあります。たて、よこ糸の組織比で、五枚朱子(4/1)、八枚朱子(7/1)等と表します。 [織り組織によるろ過性能]
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